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2026.03.12

兵庫が誇る、手のひらサイズの日本一☆神戸元町の『マッチ専門店 マッチ棒』

兵庫の地場産業といえば、みなさんは何を思い浮かべますか。日本酒や革製品など、その答えはさまざまだと思いますが、「マッチ」はどうでしょう。実は兵庫県は、マッチの国内生産シェアの80%以上を占めているのです。

以前「北野工房のまち」にあった店舗がこちらに移転されたそうです

各線元町駅西口から少し山側に歩いたところにある『マッチ専門店 マッチ棒』(神戸市中央区)では、現在流通している商品だけでなく、以前流通していた商品に改良を加えて復刻させたものまで、さまざまなマッチを手に取ることができます。

ずらりと並ぶ、なじみのあるパッケージのマッチ。主に姫路地域で製造されています。

こちらは兵庫県下のさまざまな企業やお店が、マッチを広告に使用していた頃の復刻版。当時の暮らしが垣間見れて興味深いです。

そして神戸港から輸出されていたラベルの図案を復刻させたもの。桜や着物姿の女性など、日本らしいモチーフが使われているものもありますね。

そもそも、なぜ兵庫県でマッチの製造が盛んになったのでしょう。その理由のひとつが瀬戸内海式気候。晴れの日が多く、比較的湿気が少ない環境が、乾燥工程の多いマッチ製造に適していたのです。そして明治・大正時代には、華僑の力を背景に兵庫県産のマッチは神戸港から海外に数多く輸出され、当時の日本はスウェーデン、アメリカと並ぶ世界三大マッチ生産国でした。

現在はそのデザインや用途を見直したり、アレルギー反応を引き起こす成分を排除したものが開発されるなど、以前よりもさらに私たちの暮らしになじむ商品が登場しています。

大正12年創業・日東社の「ブルーラベルマッチ」

「ブルーラベルマッチ」は、昔からある商品のパッケージを白と藍色に統一したもの。軸木も藍色に染めたスタイリッシュなタイプで、インテリアにも自然に溶け込みそう。

淡路島のお香を使っている『hibi』

こちらはお香がマッチと一体化していて、本体そのものがマッチの役割を兼ねている優れもの。他の着火具は一切必要ありません。しかも専用のプレートもついているので、お皿などを準備する必要もなし。イランイランやゼラニウムなど、自然な香りが手軽に楽しめて、癒し効果も抜群です。

バースデーケーキのろうそく全てに1本で火を灯せるよう、軸木を長くしたタイプ。普通のマッチだとすぐに軸木が燃えてしまうから、これは実用的なだけでなく特別感もありますね。

この形のマッチはどの商品も生産が終了していて。今後は入手困難とのこと
この形のマッチはどの商品も生産が終了していて。今後は入手困難とのこと

神戸タータン柄のマッチはお土産としてだけでなく、神戸を離れる方への記念品などにもいいですね。特に缶入りは、一見するとマッチに見えないところがとっても粋です。

兵庫の地場産業が手を取りあって作る、環境にやさしい商品

こちらはマッチをベースにした現在開発中の商品。軸木を削る際にでる木くずや、小野市の名産品であるそろばんの廃材を使った、着火具のいらない着火剤です。アウトドアや防災用に燃焼時間が長く、ゴミが出にくい仕様を目指しておられます。できあがるのが楽しみです。

兵庫県の、ふるさと納税の返礼品にも選ばれています

もちろんお店には、ここでご紹介しきれなかった商品がまだまだたくさんあります。皆さんもぜひ一度、元町周辺を訪れた際にはお店に足を運んで、兵庫県が誇る日本一の地場産業をお手に取ってみてくださいね。

場所 マッチ専門店 マッチ棒
神戸市中央区北長狭通5丁目5−12
時間 10:00~16:00
定休日 土曜日、日曜日
TEL 078-341-4841