想燐友の会
HOME > INFORMATION > 想燐友の会 > 想燐友の会 第78回例会記
5月31日(日)当日、予報の雨は運良く外れ、過ごしやすい日和の一日となり、2015年度前期の78回例会が午後1時より恒例の亀戸文化センター6階、会議室に於いて20名の会員諸氏が集い、開催の運びとなりました。
冒頭、工藤会長から発会のご挨拶があり、昨年、テレビ取材を受けた番組「アレ、どうなった?」特集に於いての想燐友の会例会風景がようやく5月6日に放映されたこと、また、4月25日には、国産燐寸生誕140周年、清水誠顕彰碑再建40周年記念行事がマッチ業界の取り仕切りで行われ、亀戸天神顕彰碑参拝、品川プリンスホテルにての祝賀会へは想燐友の会からも会員有志が出席されたことの報告がありました。
次に、今例会へ出席された会員諸氏の内、想燐友の会発起人のおひとりであった故・吉澤貞一氏のご子息、吉澤達夫氏が参られ、ご挨拶を賜りました。吉澤達夫氏から、父貞一氏の膨大で貴重な蒐集燐票を整理されて、今年の10月6日〜10日、千葉県船橋市民ギャラリーに於いて「第二回 世界のマッチ展」と題した展示会の開催予定、現在、展示構想中とのご報告がありました。
恒例の盆回しは、会員諸氏からの珍しい逸品が盤上を賑あわせ、多種多様な燐票関連品・・・明治大正期本票、戦前戦後広告票、チェコのマッチラベル、大正期の燐票大会木版図録、赤穂四十七士燐票、五十三次浮世絵燐票、中外燐寸社100周年記念マッチセット、小林燐寸の星印ポスター等々ほか、燐寸関連の冊子、珍しいチラシ類も登場、燐票のほかにも酒票、タバコカード、絵葉書、切手、砂糖袋など多くの紙モノ古物が並び、また、置き入札では、たばこマッチを網羅した二巻が話題を呼び、大盛況のひとときでした。
次回、第79回例会は、2015年11月29日(日)を開催予定とし、解散後、有志12名で近くの居酒屋に集合、吉澤達夫氏からお父上の想い出話も聞かせて頂き、それぞれの近況を語り合い、楽しい夕暮れを過ごしました。
文責 加藤 豊
【出席者】 敬称略 (前列向かって右より)竹村 泰三、 清水 完浩、 羽島 知之、 工藤 勝利(会長)、 鈴木 雄作、 加藤 豊(広報) (後列右より)石原 康次、 山本 晴樹、 飛田 健太郎(副会長)、 森 貴男、 近松 義昭、 橋 達、 吉澤 達夫、上ヶ島 理、 入山 憲明、 中村 浩、 小川 昇一、 森村 薫男(副会長)、 小柴 喬恭、 飯沼 博 以上20名